フットボールチャンネル

「資産や選手の売却を…」マンCの訴えはアーセナルに大打撃!?APT訴訟に進展。株主ローン規制なら「財政上の課題が浮上」

text by 編集部 photo by Getty Images

アーセナル 最新ニュース

フラム戦のマンチェスター・シティ
【写真:Getty Images】

マンチェスター・シティの訴え、大半は棄却されたが…

 ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)違反疑惑とは別件で進行中だったプレミアリーグの関連当事者取引(APT)規則に関するマンチェスター・シティの訴えが一部認められた。大半の訴えは棄却されたが、アーセナルなど他クラブも無関係ではない訴訟だと、英メディア『ナウ・アーセナル』が報じている。

U-NEXTがプレミアリーグ全試合独占配信!
無料トライアル登録で1,200ポイントもらえて
初月1,400円で観られる今すぐここからサッカーパックに加入![PR]

 

 FFP違反疑惑に関してはプレミアリーグ側がマンCを告発している状況だが、APT規則については差別的だとしてマンC側がプレミアリーグを訴えている状況だ。そして今回、マンC側の主張のうち、株主ローンをAPT規則の適用範囲から除外すべきではないという訴えが認められている。株主ローンとは、クラブがオーナーグループから資金を借りることであり、多くのチームが無利子で行っていた。APT規則では、クラブのオーナーと関係のある団体との商業取引が公正な市場価格で行われるようにするために制定されているが、無利子のローンは該当しない。つまり、APT規則は株主ローンではなくスポンサー契約のみに限定されている。

 例えば、アーセナルはクロエンケ・スポーツ&エンターテインメントから株主ローンとして2億5900万ポンド(約492億1000万円)を借り入れていた。訴訟の結果を受けて、同メディアは「新たな法的展開は、アーセナルのオーナーたちに財政上の課題をもたらす可能性があり、彼らは将来これらの規制を順守するために資産や選手を売却せざるを得なくなるかもしれない」と懸念を示している。

プレミアリーグを観るならU-NEXTに今すぐ登録


【関連記事】
アーセナル、最新年俸ランキング1〜20位
冨安健洋の順位は? 欧州日本人、高額年俸ランキング1〜10位
出さなきゃよかった…。アーセナル退団で化けた元アカデミー選手6人

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!