アンヘル・マリア・ビジャール会長【写真:Getty Images】
スペインサッカー連盟(RFEF)のアンヘル・マリア・ビジャール会長は22日、2時間続いたRFEFの会談でスペインスポーツ上級委員会・スポーツ局(CSD)抜きの新たな反暴力委員会を立ち上げた。スペインの複数メディアが22日に伝えている。
CSDのミゲル・カルデナル会長と犬猿の仲として知られているビジャール会長は、カルデナル会長の協力は不要とみなし、同会長をスペインサッカーから遠ざけるため、あえてCSDを除外した。代わりに、スペインサッカー選手協会(AFE)とスペインサッカー監督協会は同委員会に加えられた。
ウルトラス排除を目的に多数の処分や対策が提案されている。しかし、セグンダB(3部リーグ)など資金の少ないクラブは多い。それらのクラブにとって、セキュリティーディレクターやスタジアム内の監視係などを雇うことは非現実的だと、会談で主張された。
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