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「全て間違っていた」フェイエノールトFW上田綺世、今季2ゴール目もクラブレジェンドは厳しい評価「謎だった」【海外の反応】

text by 編集部 photo by Getty Images

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フェイエノールトの上田綺世
【写真:Getty Images】

上田に厳しい評価?

 エールディビジ第8節、フェイエノールト対FCトゥウェンテの試合が現地時間6日に行われた。試合はフェイエノールトが2-1で勝利している。同クラブに所属するサッカー日本代表FW上田綺世は、この試合で今季2ゴール目を決めるも、クラブのレジェンドは厳しい評価を下していた。現地メディア『VP』が報じている。

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 エースストライカーであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱の影響で、先発出場の機会が増えている上田は公式戦3試合連続でスタメンとなった。すると28分、左サイドからのクロスに反応した上田は、ヘディングシュートをゴール右隅に叩き込む。今季2点目となるゴールだった。

 現地時間2日に行われていた、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節のジローナ戦ではPKを失敗していた上田。しかし、直後の試合で名誉挽回となるゴールを奪ったことにより、日本代表での活動にも弾みをつけている。

 もっとも、クラブのレジェンドであるヴィレム・ファン・ハネヘム氏は上田のパフォーマンスに満足しなかったようだ。同氏は、「フェイエノールトが頭のないニワトリのように、相手チームに対してプレッシャーをかけようとしているのを30分間見ていた」と前置きした上で、「DFに向かって無計画にスプリントするのは賢明ではない。調整しようとしている選手をピッチで見ることができなかった」と、チームとして組織的な守備ができていなかったことを指摘。

 そして、この試合でスタメン出場したフェイエノールトの攻撃陣について、「イゴール・パイシャオンは何か起こそうとチャレンジはしていた。イブラヒム・オスマンはあまり良い活躍をしていなかったし、上田は謎だった」と厳しい評価を下した上で、「(上田の)あのヘディングは素晴らしかったし、彼はNAC戦でもそれを成功させた。しかし、それ以外はすべてが間違っていた。彼には今、実力を見せるチャンスが数か月ある(ヒメネスの負傷のため)。まだ終わっていない」と、エースの離脱期間中は上田にまだチャンスが与えられるだろうと言及している。

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【了】

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