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【写真:Getty Images】
サッカー日本代表FW上田綺世が所属するフェイエノールトは現地時間2日、UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第2節でジローナと対戦し、3-2で勝利を収めた。現地メディア『FCUPDATE』は現地時間5日に、この試合で活躍できなかった上田に厳しい評価を下していた。
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エースストライカーであるメキシコ代表FWサンティアゴ・ヒメネスの負傷離脱の影響で、先発出場の機会が増えている上田は、ヨーロッパの大会でもスタメンに名を連ねていた。2-1とリードしていた状況で35分にPKを獲得したフェイエノールト。しかし、PKキッカーを務めた上田のシュートが相手GKに止められてしまった。その後48分にも決定機を迎えた同選手だったが、ゴールを決めることができずこの試合を終えている。
同メディアは、「上田はすでに悪い買い物だとレッテルを貼られている可能性があるだろうか」と題して、「本当に彼に進歩が見られない。NEC戦で素晴らしいゴールを決めたが、その後続いていない。仮に続いていれば、彼はもっと自信を持ち物事はうまくいくだろう。再び得点もするかもしれない。しかし、彼には(その兆候が)見られない」と厳しい言葉を送っていた。
さらに、「彼の統計を見ると、ゴールを決めるまでにどれだけの時間が必要かということにショックを受けるだろう」と言葉を続けており、「これまで途中出場を余儀なくされていたが、それでも46試合で1534分間プレーしている。しかし、ネットを揺らしたのはわずか6回だった。これは、彼がクラブでプレーしている間、256分ごとにゴールを決めていることになる」と、ゴールを奪うのに時間がかかりすぎていることを指摘している。
そして、「上田は悪い買い物なのか?そのように見え始めているが、そうでないことを今後数週間で証明しなければいけない」と、正念場に立たされていることを強調していた。
サークル・ブルッヘからフェイエノールトに移籍した際の移籍金が「クラブ史上最高額」の1000万ユーロ(約16億円)だった上田。そのため、ゴールやアシストというわかりやすい結果を残さなければ、現地の厳しい目線は変わらないだろう。日本代表では結果を残しているが、クラブで自身の実力を発揮してエースストライカーの立ち位置を確立することができるだろうか。
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