レアル・マドリーのMFトニ・クロース【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのMFトニ・クロースは『FIFA.com』のインタビューに応じ、クラブW杯を優勝した心境について語った。スペインの複数メディアが21日に伝えている。
昨季はバイエルン・ミュンヘンの選手として同大会を制したクロース。今回はマドリーの選手としてサン・ロレンソを下し、異例の2年連続クラブ世界王者に輝いたことによって「最高の年の美しいエンディング」と喜びを表現した。2014年を高く評価し「ここまで辿りつくにはチャンピオンズリーグ(CL)を優勝する必要があるから容易ではない」と、同大会の重要性を強調した。
更に、クラブW杯で勝った2試合によって22連勝を飾ったマドリーだが、クロースは「勝利とタイトルに飢えている」と話す。マドリーが11-12シーズン以来制覇していないリーガを例として挙げ、更なるタイトル制覇への意欲を示した。
同選手が短期間でチームにフィットしたことは現地でも高く評価されている。これについては「ピッチでは監督が僕に要求する全てを披露しようとする。当然、できる限り試合を支配しようとする」と語った。
最後に、2015年に果たしたい目標に関しては、「リーガではアトレティコ・マドリーとバルセロナが我々の最大の敵だ。CLでは彼らの他にもチェルシーやバイエルンも加えなければならない」と、難易度の高さを承知の上で全てのタイトルを勝ち取りに行く意欲を見せた。
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