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アンドレス・イニエスタが現役引退へ
バルセロナで一時代を築き、ヴィッセル神戸でもプレーした元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、引退を決断したようだ。スペインメディア『Mundo Deportivo』は現地時間10月1日、これまでのイニエスタの功績を称え、 スパイクを脱ぐ決断を下したことについて報じている。
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バルセロナの下部組織出身のイニエスタは、2002年にトップチームデビュー。16シーズンに渡ってカタルーニャのクラブでプレーした。2018年にはバルセロナを離れて、ヴィッセル神戸に移籍。神戸では2023年の7月までプレーし、リーグ戦通算114試合で21得点をマークし、日本のサッカーファンを魅了した。その後は、UAEのエミレーツ・クラブに所属し、キャリア初の降格という経験も味わっていた。
一方、スペイン代表では2010年の南アフリカワールドカップ(W杯)決勝で、母国を初優勝に導く決勝ゴールを記録。EURO2008、EURO2012でも、中心選手として活躍し、ユーロ2連覇の立役者に。スペイン代表でも黄金時代を築いた。
同メディアは「アンドレス・イニエスタは、40歳でプロサッカーからの引退を10月8日の火曜日に発表する予定だ。彼は伝説的なキャリアを経て、素晴らしい成績を残した」と報じ「バルセロナのシャツを着て獲得した33個のタイトルは、リオネル・メッシのみが上回っている。彼は2018年に674試合で57ゴールを挙げた後、クラブを去った。4回の(UEFA)チャンピオンズリーグと9回のリーグタイトルが、彼の輝かしい功績として称えられる」と記している。
続けて「その後、2023年までヴィッセル神戸でプレーした。クラブのタイトル獲得に貢献し、足跡を残した」と日本での活躍についても言及した。最後には「2010年のバロンドールは、リオネル・メッシが22.65%の票を得て受賞した。イニエスタは17.36%を獲得し、シャビ・エルナンデスが16.48%で3位となり、同じ下部組織出身の選手だけで名を連ねた唯一のバロンドール受賞式となった」とラ・マシアの功績にも触れ、イニエスタのキャリアを振り返った。
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