アリゴ・サッキ氏【写真:Getty Images】
80年代終盤に現役時代のカルロ・アンチェロッティ監督を指導し、04年にはレアル・マドリーのSDを務めたアリゴ・サッキ氏は、イタリア『メディアセット・プレミアム』で同監督を絶賛した。スペイン紙『アス』が21日に伝えている。
20日にクラブW杯を制覇したアンチェロッティ監督について、サッキ氏は「最高傑作品」と同監督の偉業を高く評価し、「カルロは謙虚で賢く、優しい人間だ。これらの栄光に値する」と、同監督の人物像も称えた。
サッキ氏曰くマドリーは、以前から偉大な選手達は揃っていたものの「ビッグなチームでは無かった」と伝え、現在は「魅力的かつ効率の良いプレーを持ち得ている」と主張した。
しかし、同氏は「勝利は手に入れているものの、彼らの最高レベルには達していない」と、マドリーの選手達のフィジカルコンディションを疑問視した。1月3日までリーガが始まらないことを理由に、サッキ氏は選手達が冬休みの間に万全の状態に戻れるよう願った。
【了】