同点弾の起点となった17歳の新星フェデリコ・ボナッツォーリ【写真:Getty Images】
セリエA第16節が現地時間の21日行なわれ、インテルはホームでラツィオと2-2の引き分けに終わった。
この試合でインテルのFWフェデリコ・ボナッツォーリはフレディ・グアリンに代わって途中出場を果たした。交代直後フリーキックからロドリコ・パラシオの同点弾の起点となり、チームの引き分けに貢献している。
ボナッツォーリはイタリアTV局『スカイ・スポーツ』に対し、「満足している。ミステル(ロベルト・マンチーニ監督)に感謝しているよ」と喜びを語った。
「監督に呼ばれた時は、いつも110%の力を出せるように頑張るんだ」
インテルは前半に2失点を喫したが、後半からリズムを掴み同点に追いついている。ボナッツォーリはチームが再生したことについて聞かれると、「たぶん、僕らは一度も死んでいなかったよ」と常に全力でプレーしていたことを強調した。
「僕らは偉大なグループなんだ。テクニックだけでなく正しい精神も引き出されている最中だよ。勝利できる可能性もあったから悔しさが残るね」
ボナッツォーリは1997年生まれの17歳。2004年にアタランタの下部組織からインテルの下部組織に加入し、2013年にワルテル・マッツァーリ監督のもとコッパ・イタリアのトラパーニ戦でトップチームデビューを果たした。
今季はここまでトップチームでは5試合に出場。今後の活躍に注目が集まっている。
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