インテルのロベルト・マンチーニ監督【写真:Getty Images】
セリエA第16節が現地時間の21日行なわれ、インテルはホームでラツィオと2-2の引き分けに終わった。前半に2失点したインテルだが、後半にマテオ・コバチッチとロドリコ・パラシオのゴールで同点に追いついている。
インテルのロベルト・マンチーニ監督は、チームの追い上げは戦術変更によるものではないという考えを示した。イタリアTV局『スカイ・スポーツ』が試合後のインタビューを紹介している。
マンチーニ監督は、「前半によい改善をできた。しかし、開始早々の失点が計画を狂わせたのは明らかだよ」とラツィオの先制点を悔やんだ。
一方で指揮官は、試合展開の変化と布陣の変更は関係ないと述べている。インテルは前半にドドとガリー・メデルを交代し4-4-2から4-3-1-2に布陣を変更していた。
「布陣はあまり変えていないよ。後半チームはよい反発を見せたけれど、それは戦術整理によるものではないだろう」
インテルはリーグ戦ホームで3試合連続で勝利をつかんでいない。これについて指揮官は「いくつか難しい面があるね」と問題を認めたものの、乗り越える必要があると意気込んだ。
最後に、マンチーニ監督は冬の補強については「最高の選手を獲得するために働いていかなければいけない」と必要性を強調した。
「幸運にもチームに欠けている選手を獲得できれば、上手くことが運ぶだろうね」
この引き分けでインテルは前半戦を11位で終えた。年明けの第17節はアウェイで宿敵ユベントスと対戦する。
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