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【写真:Getty Images】
スキャンダルに揺れる韓国サッカー界
韓国サッカー界は、今年7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督の選任家庭に問題があったというスキャンダルに揺れている。韓国『nate』は現地時間30日に、同監督に関する意見で国内が真っ二つに割れていることについて報じていた。
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今年7月に韓国代表の指揮官に就任したホン・ミョンボ監督。しかし、この選任過程が不透明であったとして韓国国内では批判を浴びており、関係者が国会に召喚されるという状況に発展している。さらに、これに付随した不透明なお金の流れがあったとも言われており、KFAの会長を務めるチョン・モンギュ氏に対しては国内から退陣を求める声も高まっているようだ。
スキャンダルに揺れる韓国サッカー界だが、10月には再びW杯アジア最終予選が控えている。そのため国内でも代表監督に関しての議論は真っ二つに割れているようだ。直近に控えているアジア最終予選もあり、ホン・ミョンボ監督の後任で蔚山HDFCを指揮するキム・パンゴン監督は「今はW杯を優先すべきであり、仮に出場できなければ誰が責任を取るのか」とあくまでもW杯出場を優先すべきであると強調。
一方でこの問題を先送りにする考え方には否定的な意見も上がっており光州FCで指揮を取るイ・ジョンヒョ監督は、「ワールドカップに出るかどうかは問題ではない。問題が起きたのでまずは事態の収拾を図るべきだ。そこから再出発する必要があるだろう。確実に(韓国サッカー協会を)刷新して次の段階に進むべきだ」と、問題を徹底的に追求してから、韓国サッカー界は新たに一歩を踏み出すべきだと言及している。
また、「韓国サッカー界は停滞したり後退したりしてきたが、日本サッカーは絶えず改善したり何かを変えたりして(前進して)いる。間違いを正すこと、そこから出発を図ることは、矛盾したり、別々に分けて考えたりすべきものではない」と、アジア最終予選で好調を維持しているサッカー日本代表を参考にすべきという意見も紹介されていた。
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