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三國ケネディエブスがすごい。今や名古屋グランパスの大黒柱。明かすサッカー日本代表への思い「必ずどこかで…」【コラム】

text by 河治良幸 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグ第32節が28日に各地で開催され、名古屋グランパスはホームの豊田スタジアムでジュビロ磐田と対戦し、2-0で勝利した。名古屋の3バックの真ん中で充実したシーズンを過ごす三國ケネディエブスは、この日も出色の働きを見せた。試合後、同選手は自身の現在地について語った。(取材・文:河治良幸)

三國ケネディエブスが今季の名古屋グランパスを支える原動力に

名古屋グランパス所属DF三國ケネディエブス
【写真:Getty Images】

 前半から決して楽な展開ではなかったが、後半の立ち上がり、永井謙佑の高速クロスに稲垣祥が飛び込んで合わせる鮮やかなゴールでリードを奪う。5バックをベースに相手の攻撃をしのぎながら、最後は一瞬の隙を突いて森島司がGK川島永嗣と1対1になり、足元を破る得点で試合を決定付けた。

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 これで名古屋グランパスはアルビレックス新潟戦、川崎フロンターレ戦に続く、ホームでの3連勝をあげて、勝ち点を46に伸ばした。3試合連続の無失点での勝利を力強く支えるのが、ディフェンスラインの中央に構える”大型リベロ”の三國ケネディエブスだ。

 193cmの長躯に卓越した身体能力を備えるセンターバックは、「目の前の相手に負けないということを常に意識してやってるので。そこは相手に何もさせないという気持ちでプレーした」と語るように、磐田が誇る今シーズン15得点のFWジャーメイン良と夏加入の渡邉りょうの2トップめがけたロングボールを跳ね返しながら、サイドアタックからのクロスに対しても、周囲と距離を詰めてボールをクリアするなど、高い守備意識を見せた。

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