フットボールチャンネル

ミラン、10人で守りきりローマとスコアレスドロー。本田は見せ場なく途中交代

text by 編集部 photo by Getty Images

ミラン、10人で守りきりローマとスコアレスドロー。本田は見せ場なく途中交代
見せ場なく途中交代に終わった本田圭佑(右)【写真:Getty Images】

 セリエA第16節が現地時間の20日行なわれ、ミランはアウェイでローマと対戦した。

 ローマはルディ・ガルシア監督、DFホセ・ホレバスへの処分が凍結され、どちらもベンチ入りと出場が可能となった。一方のミランは、本田圭佑が4試合連続の先発出場を果たした。

 両チームのスターティングメンバーは以下。

ローマ(4-3-3)
GK:モルガン・デ・サンクティス
DF:マイコン、コンスタンティノス・マノラス、マプ・ヤンガ=エムビワ、ホセ・ホレバス
MF:セイドゥ・ケイタ、ダニエレ・デ・ロッシ、ラジャ・ナインゴラン
FW:アレッサンドロ・フロレンツィ、フランチェスコ・トッティ、ジェルビーニョ

ミラン(4-3-2-1)
GK:ディエゴ・ロペス
DF:ダニエレ・ボネーラ、フィリップ・メクセス、クリスティアン・サパタ、パブロ・アルメロ
MF:リッカルド・モントリーボ、ナイジェル・デ・ヨング、アンドレア・ポーリ;本田圭佑、ジャコモ・ボナベントゥーラ
FW:ジェレミー・メネズ

 開始早々、ミランが攻め立てる。本田がゴール前でボールをもらうとワンステップでミドルシュート。デ・サンクティスがなんとか防ぐとボナベントゥーラが詰めたものの、GKの立て続けにファインセーブに阻まれた。

 ミランはいつもの通り4+5のブロックを敷いて待ち受ける。試合はローマが主導権を握る展開となっていく。立て続けにチャンスを生むローマだが、ミランはディエゴ・ロペスを中心に何とかピンチを防いでいく。

 28分には本田が奪われたところからショートカウンター。ジェルビーニョがドリブルでペナルティエリアまで侵入すると、最後はボネーラをかわしてシュートを放つ。これはディエゴ・ロペスはファインセーブをみせた。

 続く30分にもローマに決定的なシーンが訪れる。コーナーキックからジェルビーニョが競り勝ちヘディングを試みる。しかし、これはデ・ヨングが手をだしミートせず。審判はハンドを取らず、ミランは助かった形となる。

 その後もローマが攻め立てる展開が続くも決め手に欠け、前半はスコアレスで折り返す。

 後半に入り両チームのDFラインが下がりオープンな展開に。55分にはメネズがドリブルでボールを運ぶと、パスを受けたボナベントゥーラが左サイドから強烈なグラウンダーシュート。これはデ・サンクティスがなんとか弾いた。

 すると70分、ミランが10人になってしまう。アルメロがケイタとの競り合いでハンドを犯し、この日2枚目のイエローカードで退場。これにより本田はDFアレックスと交代する。

 数滴優位を得たローマが一気に攻勢をかける。デ・ロッシに替えてマッティア・デストロを投入し、4-2-4と攻撃の枚数を増やす。

 試合終了間際、ローマにビッグチャンスも決められない。ジェルビーニョがエムビワとのワンツーで抜け出すも、ディエゴ・ロペスがビッグセーブで防ぐ。

 結局試合は0-0の引き分けで試合終了。これでミランは7位に後退。ローマは首位ユベントスとの勝点差が3に広がった。

【了】

フットボールチャンネルfacebookはこちら→
フットボールチャンネルTwitterはこちら→

KANZENからのお知らせ

scroll top
error: Content is protected !!