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出さなきゃよかった…。マンチェスター・ユナイテッド退団で化けた元アカデミー選手(6)「判断が間違っている」と悔しさ

シリーズ:退団で化けた元アカデミー選手6人 text by 編集部 photo by Getty Images

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プレミアリーグの名門マンチェスター・ユナイテッドは、「ファギー・ベイブス」に代表されるように古くから選手の育成で広く知られている。一方で、トップチームで出場機会を得られないまま退団し、他クラブで飛躍した選手も多い。今回は、様々な理由でマンチェスター・ユナイテッドを離れ、覚醒したアカデミー出身選手を紹介する。

MF:ドワイト・マクニール(元U-21イングランド代表)

ドワイト・マクニール(元U-21イングランド代表)
【写真:Getty Images】

生年月日:1999年11月22日
所属クラブ:エバートン
在籍期間:~2014年7月

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 現在エバートンに所属するドワイト・マクニールは、マンチェスターで生まれ幼少期から熱狂的なマンチェスター・ユナイテッドのサポーターだった。自身もユナイテッドのアカデミーに入り、オールド・トラッフォードでプレーすることを夢見ていたが、14歳のときにアカデミーを放出されてしまう。

 失意の中、マクニールはバーンリーのユースチームに入ることを決断。「自身を放出したユナイテッドの判断が間違っていることを証明する」(イギリス紙『Manchester Evening News』より引用)という反骨心を原動力に、2017年にプロ契約を勝ち取りプレミアリーグデビューを果たすまでに成長した。2018/19シーズンからレギュラーをつかみ取り、最高峰の舞台でリーグ戦21試合に出場。翌シーズンにはリーグ戦全試合に先発し、ビッグクラブが獲得を狙うまでに存在感を高めた。

 2022年夏にエバートンへ移籍してからも、稼働率が落ち込むことは無く、昨季はリーグ戦35試合3ゴール6アシストを記録している。「当時ユナイテッドから放出されたことは辛かったけど、今振り返ってみると、後悔はしていない」(同上)と語るように、レッドデビルズを離れたことが、彼にとって最善の選択だったことは間違いないだろう。

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