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宮本恒靖会長がコメント

　FIFA U-20女子ワールドカップ（W杯）コロンビア2024決勝、U-20日本女子代表（ヤングなでしこ）対U-20朝鮮民主主義人民共和国（北朝鮮代表）が23日に行われた。試合は、北朝鮮が1-0の勝利を収めて優勝。日本は2大会連続の準優勝という結果に終わった。

　今大会全勝同士の一戦となった決勝戦で北朝鮮と激突した日本だったが、序盤から北朝鮮ペースで進んだ。15分にチェ・イルソンが右サイドで佐々木里緒をかわし、そのまま中央へカットインしてからシュート。これが白垣うのの頭をかすめてゴールに吸い込まれた。

　その後、北朝鮮ゴールに迫るシーンもあった日本だったが、相手の守備網を崩すことができず。結局、日本は同点ゴールを奪えず、準優勝に終わった。

　日本サッカー協会（JFA）の宮本恒靖会長が試合後にコメント。「立ち上がりからDPRコリア（北朝鮮）がプレッシャーをかけてきた中で難しい時間帯を上手く凌げましたが、1点を失ってからはより相手の圧力を受けた前半になったと思います。後半は少しずつ日本の調子が上がり、相手ゴールに迫るシーンも見られましたが、全体的にはフェアな結果だったと思います」と振り返った。

　大会を終えたヤングなでしこたちは各クラブや大学に戻ることとなるが、宮本会長は「選手たちには成長の余白、伸びしろを感じています。選手自身にもそこを感じてもらって、さらなる成長を目指してもらいたいです」と今後に期待感を示している。

　なでしこジャパン（日本女子代表）は10月に韓国女子代表との国際親善試合を控えるが、ヤングなでしこから何人の選手が選出されるだろうか。