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Jリーグ 6日前

「エースは俺だ」ジェフ千葉、小森飛絢が抱く10番への思いと得点量産の秘訣。自身を変えたレジェンドの言葉とは?【コラム】

シリーズ:コラム text by 石田達也 photo by Getty Images

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 明治安田J2リーグの第32節、ジェフユナイテッド千葉対レノファ山口FCの試合がフクダ電子アリーナで行われ、4-1で千葉が快勝した。この試合でプロ初となるハットトリックを決め、J2得点ランキングでトップとなる19得点を記録した小森飛絢には、チームのJ1昇格に向けたエースとしての自覚が垣間見えた。(取材・文:石田達也)

J1昇格プレーオフへお互い負けられない一戦

小森飛絢
【写真:Getty Images】

 勝ち点46でリーグ戦7位のジェフユナイテッド千葉が、勝ち点差1で6位につけているレノファ山口FCをホームに迎えた。この試合はJ1昇格プレーオフ圏争い直接対決。千葉が勝てば上位への足場を固める絶好の機会となり、負ければ下降線をたどり上位チームに置いていかれる可能性もあるだけに、勝ち点3がどうしても必要な試合だったが、エース・小森飛絢のハットトリックなど、4-1で勝利を飾った。

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「試合前のミーティングで、いつも通りに自分たちのサッカーをやること、勝てば順位が入れ替わる大一番で、何としても勝ち点3を取ろうと話し合いました」と話すと「自分はフォワードとしてゴールを決めることが仕事なので、それだけを考えました」(小森)と続けた。

 ハイプレス、ハードワーク、サイド攻撃、可変のビルドアップなど似通ったチーム同士の一戦だった。小森は[4-2-3-1]の1トップに入る。9分には山口の若月大和がドリブルで中盤からボックスまで持ち込みシュート。その1分後には千葉の右サイドハーフの杉山直宏がカットインしてシュートを放つなど、立ち上がりからお互いの攻撃的姿勢が見える好ゲームの予感が漂った。

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