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香川真司 10年前

足掻いてもがいたドルトムントの前半最終戦、香川の起用は? 地元紙も予想分かれる

ウィンターブレイク前最後の試合でドルトムントはアウェイで最下位のブレーメンと対戦する。後半戦、残留争いに落ち込まないためにも勝利が絶対条件。ベンチが続いている香川真司の起用について、地元紙も予想が分かれた。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

「考えもしなかった残留争いに関わる問題」

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アジアカップに参加する香川真司【写真:Getty Images】

「ボルシア・ドルトムントのようにウィンターブレイクを喜ぶクラブはきっとほとんどない」としたのは、2014年12月18日付のルール地方の地元紙レヴィアシュポルトである。

 20日、ブンデスリーガ第17節、ドルトムントはアウェイで最下位のブレーメンと冬季中断期間に入る前の最後の試合を行なう。同紙はブレーメン戦について「これはシーズン前にドルトムントで誰も考えもしなかった残留争いに関わる問題である」としている。

 またレヴィアシュポルト紙は指揮官クロップの次のようなコメントを掲載する。

「10、12日の休みは我々の問題をオートマチックには解決しないだろう。ウィンターブレイクを通して全てがひとりでにきちんとなる訳ではない」

 同紙は「選手達が1度フットボールから離れてくつろぐことが出来る1月の始めまでの間、きっと指揮官は年をまたいで人事の強化に徹底的に取り組むだろう」としている。

 そのウィンターブレイクを目前にした最後の相手であるブレーメンについてレヴィアシュポルト紙は「目下のところBVBにとっては全ての相手が難しく感じられる。しかしここでブレーメンもまた必ずしも自信に満ち溢れている訳ではなく、ドルトムントにとってかろうじての勝利には十分である」と見ている。

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