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浦和レッズ敗れる…。FW負傷、オウンゴール、PK献上の三重苦。後ろから足を踏まれるもカード出ず

text by 編集部 photo by Getty Images

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浦和レッズ・マチェイ・スコルジャ監督
【写真:Getty Images】

浦和レッズを襲ったアクシデント

 明治安田J1リーグ第31節、浦和レッズ対FC東京が埼玉スタジアム2002で21日に行われ、0-2で浦和が敗れている。浦和は序盤からミスや不運が重なり、2点を追う苦しい展開に。松尾祐介や原口元気を投入して反撃を目論んだが、流れを呼び込むことはできず、前節に続く勝利を収めることはできなかった。

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 試合は序盤から動いた。左ウイングの俵積田晃太がカットインから右足でクロスを上げたが、これは味方に届かず。ニアで井上黎生人がクリアを試みたが、キックミスをしてしまう。ボールはGK西川周作の頭上を超えてゴールネットに吸い込まれた。

 先制したFC東京は14分に右CKのチャンスを得る。荒木遼太郎のアウトスイングのキックを、ニアに走り込んだ森重真人が頭で合わせる。これが石原広教の腕に当たってしまった。一度はCKと判定されたものの、ビデオアシスタントレフェリー(VAR)のレコメンドによりオンフィールドレビュー(OFR)が行われ、谷本涼主審はFC東京にPKを与えた。PKを荒木がゴール左に決め、FC東京はリードを2点に広げた。

 不運な形から2点を失った浦和にまたもアクシデントが襲う。プレーが途切れたところでブライアン・リンセンがピッチに座り込んでしまった。メディカルスタッフがピッチに入り、リンセンは担架でピッチ脇に運ばれ、27分にチアゴ・サンタナと交代となった。

 35分には自陣から長い距離をドリブルしていたサミュエル・グスタフソンを、後ろからディエゴ・オリヴェイラが倒してしまう。オリヴェイラはグスタフソンのスパイクを踏んでいたが、カードは出ず、OFRも行われなかった。

 浦和は後半開始と同時に石原を下げ、松尾を投入する。松尾が左ウイングに入り、関根貴大が右サイドバックにスライドした。61分には原口元気、長沼洋一を入れる。後半は失点こそしなかったものの、反撃のチャンスをなかなか作れず、決定的なチャンスも相手GK野澤大志ブランドンに防がれた。浦和は前半の2失点が重くのしかかり、0-2で敗れた。

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【了】

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