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Jリーグ 7日前

浦和レッズは“バラバラ”だった。自滅で見失った現実的な目標と募る危機感「すごく言い合ってはいましたけど…」【コラム】

シリーズ:コラム text by 河治良幸 photo by Getty Images

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 明治安田J1リーグ第31節、ともに上位進出を目指す浦和レッズ対FC東京の試合が埼玉スタジアム2002で行われ、ホームチームが0-2で敗北した。ゲーム終了後、浦和の主力を担う関根貴大がチームの現状を語り、課題の所在を明らかにした。(取材・文:河治良幸)

浦和はスコルジャ監督再任後のホーム初戦を飾れず…

浦和レッズ所属MF関根貴大
【写真:Getty Images】

  昨シーズン浦和レッズを率いたマチェイ・スコルジャが再就任して2試合目。ホーム埼玉スタジアム2002の復帰戦はFC東京を相手に、0-2の惨敗。ペア=マティアス・ヘグモ前監督が率いた時期を含めて、5試合ぶりの黒星となった。

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 前節のアウェイ、ガンバ大阪戦は、前半を0-0でしのぎ、後半の立ち上がりに関根のゴールでリードを奪うと、スコルジャ監督の代名詞とも言える堅守を全うして、1-0の勝利を飾った。

 その流れとは裏腹に、FC東京戦は自分たちのミスからオウンゴールとハンドによるPKで、前半の早い時間帯に2点を奪われる。スコルジャ監督が「暗いシナリオが待っていました。それが我々にとって、非常に難しい障害となってしまいました」と振り返る最悪の流れの中で、新体制の課題とも見られる得点力がストレートに問われる残りの時間となった。

 前半の2失点後は引いて守るFC東京を前に全体を押し上げてボールは握るが、守備を固める相手を攻め崩せず。後半はスコルジャ監督もハーフタイム明けに送り出した松尾佑介に加えて、浦和の選手として3765日ぶりの埼スタ復帰となった原口元気、夏に加入した長沼洋一を投入。終盤には5枚目のカードとなる小泉佳穂に託したが、最後までFC東京からゴールをこじ開けられずに終わってしまった。

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