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バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン、批判の的に
UEFAチャンピオンズリーグ(欧州CL)リーグフェーズ第1節、モナコ対バルセロナの試合が現地時間19日に行われ、バルセロナが1-2の敗戦を喫した。スペイン紙『フィカジェス』は、一発退場したエリック・ガルシアではなく、バルセロナのGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンが敗戦の一番の問題だったと考えている。
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バルセロナを率いるハンス=ディーター・フリック監督は、ロベルト・レヴァンドフスキや17歳のラミン・ヤマル、ペドリなどを先発起用。10分にはモナコの南野拓実を後ろから倒したことで、バルセロナのガルシアが一発退場した。16分にはモナコのマグネス・アクリウシェに先制点を決められるが、28分にヤマルがゴールを決めて同点に追いつく。しかし、71分にモナコのジョージ・イレニヘナにカウンターからゴールを決められ、バルセロナは1-2の敗戦を喫している。
昨季終了後にシャビ・エルナンデス前監督が退任した後、5月からフリック監督がバルセロナを率いることになった。今季は開幕からリーグ5連勝の好スタートを切り、新生バルセロナは好調な状態でモナコ戦に臨んでいる。しかし、南野拓実がエリック・ガルシアの背後でチャンスを伺っていたにも関わらず、GKテア・シュテーゲンがガルシアへ向けてパスを出したことで、南野が一歩先に出てパスカットし、ガルシアのファールを誘発することになった。決定機を阻止したとして、レッドカードを提示されたガルシアは一発退場してしまう。
同紙はタイトルに「バルセロナがモナコに敗れた最大の原因はテア・シュテーゲン」とつけ、「バルセロナは今季のCL初戦で初敗北を喫したが、その責任の大部分はテア・シュテーゲンにある。このドイツ人ゴールキーパーはアウェー戦でマイナスの主役となり、10分にガルシアの退場につながる重大なミスを犯した。このプレーが試合の残りに影響を及ぼし、カタルーニャのチームを非常に困難な立場に追い込み、ほぼ試合全体を1人欠場の状態でプレーせざるを得なくなった。試合の流れを変えたアクションは、プレッシャーを受けたテア・シュテーゲンが、相手に位置取りが悪くマークされていたガルシアに向かってパスを送ろうとした時に起こった。左右に安全な選択肢があったにもかかわらず、ゴールキーパーは最悪の選択肢を選んだ。この誤った判断により、ガルシアはファウルを犯さざるを得なくなり、レッドカードを受け、試合開始からわずか11分でバルセロナは10人になった」と報じている。
また、GKテア・シュテーゲンの判断ミスはこれだけでなく「モナコの2点目のゴールでは、テア・シュテーゲンはボールをカットするために出てこず、自分のエリア内に留まり、相手の攻撃者が妨害されずに得点しやすくしたとして、再び批判の的となった。彼の反応不足と誤った判断が、最終的な結果に決定的な影響を与えた。バルセロナにとって、この試合は忘れたい試合となった。モナコでの苦い夜の主犯は彼らのゴールキーパーだったが、彼のミスは一貫しており、世界でも傑出した最高のゴールキーパーの一人とは思えない。そのため、クラブは今後の移籍期間に新しいゴールキーパーを探すことになる」と伝えている。
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