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ヤングなでしこが決勝戦へ！

　サッカーU-20日本女子代表（ヤングなでしこジャパン）は19日、FIFA U-20女子ワールドカップ（W杯）コロンビア2024・準決勝でU-20オランダ女子代表と対戦した。試合はサンティアゴ・デ・カリにあるエスタディオ・オリンピコ・パスカル・ゲレーロで行われた。

　ヤングなでしこの先発メンバーは、1-0で勝利した準々決勝スペイン戦と同じに。フォーメーションも4-2-3-1から変更なく、1トップに土方麻椰、トップ下には10番・松窪真心が起用されている。

　試合はヤングなでしこのペースで進む。前半終了間際には波状攻撃を仕掛け、オランダゴールを脅かした。

　前半アディショナルタイムには、大山愛笑がボックス外から強烈なミドルシュート。しかし、これがゴールポストに嫌われるなど、得点を奪うことはできず、スコアレスのまま後半へ向かうこととなった。

　迎えた後半もヤングなでしこのペースで進む。すると55分、ボックス内でボールを受けた松永未夢がドリブルで仕掛けクロスを上げると、これに反応した松窪のボレーシュートがゴールネットに突き刺さり、待望の先制ゴールを奪った。

　さらにヤングなでしこは83分、追加点を奪う。敵陣でボールを回収したところから大山がドリブルで仕掛けると、松窪に繊細なスルーパス。これに抜け出した10番が冷静にGKとの駆け引きを制し、この日2ゴールでチームの勝利を決定づけた。

　試合はこのまま2-0で終了。ヤングなでしこは23日に優勝をかけてU-20北朝鮮女子代表と対戦する。