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「年俸」はサッカー選手を評価する指標の一つだ。世界的名門バルセロナで最も高額な給与を手にしているのは誰なのか。今回はバルセロナ所属選手の年俸ランキングを紹介する。※推定年俸は『Capology』を、スタッツは9月14日時点の『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
1位:フレンキー・デ・ヨング(オランダ代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年5月12日(27歳)
推定年俸:3750万ユーロ(約60億円)
23/24リーグ戦成績:20試合2得点0アシスト
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バルセロナで最高額の年俸を受け取っているのは、オランダ代表のMFフレンキー・デ・ヨングだ。推定年俸は驚がくの3750万ユーロ(約60億円)となっている。
デ・ヨングは2019年夏にアヤックスから8600万ユーロ(約137.6億円)の移籍金でバルセロナに加入した。スペイン『マルカ』によれば、当初の契約条件では年俸1400万ユーロ(約22.4億円)であった。しかし、その後新型コロナウイルスの影響でクラブは選手たちの給料を12%減額し、さらにデ・ヨングは2020年に契約延長に応じる代わりに、21/22および22/23シーズンの給料を減額する条件を受け入れた。彼は2026年までに減額分を補填する契約を結んだため、現在の年俸は3750万ユーロという超高額となっている。
その場しのぎの契約延長は結果としてバルセロナの財政を圧迫し続けており、移籍市場が開くたびにデ・ヨングの放出が噂されている。昨シーズンは足首の負傷もあり、リーグ戦出場は20試合にとどまり、十分な貢献ができたとは言いがたい。
今シーズンも足首の問題は続いており、デ・ヨングはまだ復帰していない。彼がピッチに立てば、チームに不可欠な選手であることは疑いの余地がないが、クラブの財政状況に見合った年俸かどうかは疑問が残るところだろう。
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