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今や世界各国のスター選手が集うサウジアラビアリーグ。今夏もイヴァン・トニーやジョアン・カンセロなど、欧州で実績を残してきた選手が数多く同国に活躍の場を移している。そんなアジアのリーグにおいて、いま最も稼いでいるのは誰なのか。今回はサウジリーグの最新年俸ランキングを紹介する。年俸は『capology』、成績は『transfermarkt』を参照
10位:アレクサンダル・ミトロヴィッチ(セルビア代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1994年9月16日
所属クラブ:アル・ヒラル
推定年俸:2500万ユーロ(約40億円)
昨季リーグ戦成績:28試合28ゴール6アシスト
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サウジアラビアリーグの年俸ランキングで10位に入ったのは、アレクサンダル・ミトロヴィッチだ。このセルビア人FWの推定年俸は2500万ユーロ(約40億円)となっている。
2013年にパルチザン・ベオグラードからRSCアンデルレヒトへ移籍したミトロヴィッチは、14/15シーズンにベルギーリーグ得点王を獲得。その年のシーズンオフにニューカッスル・ユナイテッドに加入することとなった。
ニューカッスル初年度はリーグ戦34試合9ゴールと、ストライカーとしてまずまずの結果を残したが、イングランドで2部リーグに該当するチャンピオンシップでの戦いとなった16/17シーズンはゴールが減少。翌シーズンは完全にサブメンバー扱いとなり、冬の移籍市場で同じく当時は2部に所属していたフラムに期限付き移籍をしている。しかし、フラムでのミトロヴィッチは圧巻だった。17/18シーズン、19/20シーズンにチームを1部昇格に導くと、21/22シーズンはチャンピオンシップ歴代最多となる43得点と大爆発。翌22/23シーズンもプレミアの舞台でリーグ戦14ゴールを記録したミトロヴィッチはその年の夏に移籍を希望し、アル・ヒラルへの移籍が決まった。
ミトロヴィッチは移籍初年度から得点を量産。クリスティアーノ・ロナウドがリーグ新記録となる35ゴールをマークし得点王こそ取り逃がしたものの、ランキング2位のシーズン28得点を記録した、他の高額年俸選手と比べても優良な契約であると言えるだろう。