日本代表のハビエル・アギーレ監督がスペインで起こった八百長事件に関与していたという疑惑がかかっている件について、18日に日本サッカー協会（JFA）は緊急理事会を開いた。大仁邦弥会長が理事に説明し、その内容を原博実専務理事と三好弁護士が各マスコミに報告した。

　まず原専務理事から「ファン、スポンサー、選手には大変申し訳ない」と、一連の疑惑報道を謝罪。三好弁護士によれば「10月に報告があり、アギーレ監督との話し合いの末で無罪を確認。15日の告発後再び確認をとり、改めて無罪を主張している」と経緯を説明した。

　また、原専務理事は「日本とスペインでは司法の流れが違う。アギーレの弁護士から情報を集めてどうするかを考える。今はどうこう考えてはいない」と、大仁会長の報告を明かしている。加えて会長は現時点ではアジア杯の指揮はアギーレ監督が執るとも明言したようだ。

【了】

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スペインサッカー界を揺るがすスキャンダルに巻き込まれた日本代表監督の命運――。