引き分けをポジティブにとらえるユルゲン・クロップ監督【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ第16節が現地時間17日に行われ、MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントはホームでヴォルフスブルクと対戦して2-2で引き分けている。
前節、ヘルタ・ベルリンに敗れ再び入れ替え戦となる16位まで順位を落としてしまったドルトムント。2014年ホーム最後の試合を勝利で飾りたい一戦だったが、2度の先行を守りきれず、引き分けに終わっている。
試合後ユルゲン・クロップ監督は「我々はまだ生きている。そしてサッカーができる」と話し、「戦い抜いた。それは疑いない」と、全力を出し切ったことを明かしている。
2度のリードを守りきれなかったことも「CKから失点したことはおろかだったが、強い相手に対してやりきった」と、2位を相手に負けなかったことを評価した。
試合については「両チームとも多くのチャンスを作った」と、分析。その中で、ここまで2得点と第8節以降リーグでは沈黙していたFWチーロ・インモービレについて「チーロ・インモービレが多くのチャンスを作り出していた」と、名指しで称賛。同選手はこの試合の2点目も決めており「PA内でのクオリティーは完璧であり、それを証明した」と、語っている。
得点シーン以外にも「2つの決定的なシーンがあったが、相手のGK(ディエゴ・)ベナーリオとDFに阻まれてしまった」と、悔やんだ。
それでも2位相手に引き分けたことはポジティブに捉えているようで「2-2、悪い結果ではない。今日の試合はポジティブだ。次にながる」と、中断前の残り1試合に目を向けた。
【了】
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