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【写真:Getty Images】
サリバとロメロを天秤に?
ラ・リーガの名門、レアル・マドリードが現地時間15日に開催されるトッテナム対アーセナルのノースロンドンダービーにチーフスカウトを派遣するようだ。英メディア『TEAM TALK』は現地時間14日に、ヨーロッパチャンピオンがなぜこの試合にスカウトを派遣するのかその理由について報じている。
ヨーロッパ屈指の名門クラブであるマドリーが、トッテナムのホームで行われるノースロンドンダービーにスカウトを送る理由が両チームの主力CBだ。記事では、「レアル・マドリードは驚異的なダブル襲撃を実現する」と題して、アーセナルのCBウィリアム・サリバとトッテナムのCBクリスティアン・ロメロ獲得にマドリーが関心を示していると報じている。
また、「野心的なフロレンティーノ・ペレス会長が本格的な守備陣の補強に目を向けていることから、ラ・リーガの巨人は25年にさらに大規模な移籍攻撃を準備する可能性がある」とマドリーの移籍戦略についても言及しており、「この2人のうちの1人を引き抜こうとする関心が高まりつつある。スペイン王者は両選手に自チームの守備陣に加わる大きな可能性を見出しており、チーフスカウトの評価が両選手のどちらを優先するかの鍵となる可能性が高い」と、現状は両チームの主力CBを比較して見極めを行っている状態だと伝えていた。
もっとも、「ロメロとサリバの両選手の現行契約はまだ3年残っているため、どちらの選手とも契約を結ぶ見込みは厳しい」と移籍が実現する難しさについても指摘しており、「2人のうち、サリバが彼らの好ましい選択肢である可能性が高いようだ。スペインメディア『Fichajes』は、ペレスがオーレリアン・チュアメニとの交換取引で移籍を実現させる用意があると報じていた」と、サリバ獲得を優先してチュアメニとのトレード移籍を画策する可能性があると報じている。
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