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【写真:Getty Images】
チェルシーがヨーロッパの大会に出られない?
プレミアリーグのチェルシーは、新オーナーが就任してから多額の資金を若手選手獲得に投入している。膨大な資金の投入は、「収益性と持続可能性の規則(PSR)」に抵触する可能性が高いと言われており、来季にはペナルティが下される可能性もあるようだ。英メディア『Football Insider』が現地時間12日に報じている。
チェルシーは財務規則違反を避けるために、クラブが保有しているスタンフォード・ブリッジの側にあった2つのホテル、練習場の一部、そしてクラブの女子チームを「姉妹会社」に売却していた。
グループ会社に対する過大な価値による資産の売却はUEFAのルールで禁止されており、公正な取引ではないと判定されれば制裁対象になる可能性もある。そして今回のチェルシーの取引を、UEFAは認めない可能性が高いようだ。
同メディアは、「チェルシーは来シーズン出場禁止に」と題して、「25-26シーズンのヨーロッパの大会出場禁止を免れる可能性は低いだろう。そのような禁止措置はブルーズにとって財政的に壊滅的な結果をもたらす」と、来季のチェルシーが制裁によって苦境に陥る可能性を指摘。
そして、「UEFAは、各クラブが姉妹会社に資産を売却して得た利益を計上することを許可しないと確認しており、チェルシーは財務違反の危険にさらされている。UEFAの制裁には警告、罰金、さらにはチームの欧州大会への出場禁止などが含まれる」と、ヨーロッパチャンピオンズリーグやヨーロッパリーグへの出場禁止、さらには罰金などの制裁も課される可能性があると伝えていた。
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