チェルシーDFのズマはチェフと衝突し途中交代に【写真:Getty Images】
現地時間の16日に行われたキャピタル・ワン・カップ(リーグカップ)のダービー・カウンティ対チェルシーの一戦で、チェルシーDFのクルト・ズマはクロスボールの対処の際に味方GKのペトル・チェフと交錯。頭部を強打し、途中交代となった。
ズマと衝突したGKのチェフは、試合後にこのシーンについて振り返っている。17日イギリス『インディペンデント』が報じた。
チェフは「かなり激しくぶつかったから、少し心配だったよ。彼は僕のヘッドギアにぶつかったて、ラッキーだったと思う」と話している。
チェフは2006年に頭蓋骨陥没骨折の重傷を追って以来、常にヘッドギアを付けて試合に出場している。
「ヘッドギアが彼を救ったと思うよ。衝撃を和らげてくれたんだ」
不幸中の幸いで、大事には至らず。ズマは口の中を切っただけの軽傷で済んだようだ。自身を守るために装着していたチェフのヘッドギアだったが、今回は意外な形でその役割を果たす結果となった。
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