厳しい状況のMFケビン・グロスクロイツ【写真:Getty Images】
MF香川真司の所属するボルシア・ドルトムントのMFケビン・グロスクロイツが来夏にも移籍するかもしれない。16日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
現在、残留争い真っ只中のドルトムント。その危機的状況のチームにおいて、中心でもあり、精神的な支えでもあるグロスクロイツが来夏移籍するかもしれないという。
2009年からドルトムントに在籍する同選手だが、その性格ゆえに多くの問題も抱えている。さらに今季に至っては、期待されているようなパフォーマンスを発揮できておらず、13日に行われたアウェイのヘルタ・ベルリン戦ではメンバーからも外されている。
また、同選手は以前よりケルンのサポーターであることを公言しており、ケルンのサポーターグループとの写真を自身の『インスタグラム』で公開するなどして、クラブ側から反感を買っていた。
そのため、クラブからの信頼も薄れているようだ。
グロスクロイツの契約は2016年まで残っており、それ以降はフリーでの移籍が可能となる。ドルトムント側に契約延長の意思は今のところない様子で、移籍金を得るために来夏移籍させるつもりだと同紙は述べている。
この件に関してミヒャエル・ツォルクSD(スポーツディレクター)は「今は残留争いのことしか考えていない」と、明言を避けた。
香川との親交も厚く、世話係を務めたグロスクロイツだが、今は自身のことで手一杯のようだ。
【了】
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