ハビエル・アギーレ日本代表監督【写真:Getty Images】
日本サッカー協会は16日、八百長疑惑の渦中にいるハビエル・アギーレ日本代表監督についての緊急会見を開いた。
協会幹部らの姿はなく、広報部長が質問に答える形で行われた。仮に疑惑が事実なら、協会としても決断が迫られることになるが「現時点で何かを判断するつもりはない」という。
アギーレ監督が八百長に同意したという内容の文書を、当局が持っているとスペインメディアは報じているが、これについても「報道でしか聞いておりません。告発文にもそのようなことは載っていません。告発文もこれからこの件について捜査をするという段階」と話した。
「『こうなったらこうしよう』という議論はされていません」と広報部長。アギーレ監督が潔白であれば良いが、そうでなかった時、対応はことごとく後手に回る危険性は否めない。
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