ヘルタ・ベルリンFW原口元気とMF細貝萌【写真：Getty Images】
アジア杯に向けた日本代表メンバー23人が15日に発表され、落選となったヘルタ・ベルリンのMF細貝萌とFW原口元気についてミヒャエル・プレーツSD（スポーツディレクター）が言及した。
ヘルタは、現地時間17日に行われるフランクフルト戦に向けて前日記者会見を行い、その場にヨス・ルフカイ監督とプレーツSDが参加。ハビエル・アギーレ監督に代わり、11月の試合除く全てに招集され起用されてきた細貝と候補に選ばれながら落選となった原口について語っている。
プレーツSDは「1月のチーム始動から合流できるのは我々にとっては良いことだ」としながらも「彼らのことを考えれば落選は非常に残念だ」と明かした。そして「彼らにとってアジア杯は非常に特別な意味を持つ」と、気遣っている。
それでも原口については「ブンデスリーガに移籍し、まだそこまで結果を出せていない」と納得している様子。しかし、細貝についてはブンデスリーガでコンスタントに出場しながらもブラジルW杯で落選。今回も招集されず「非常に残念だ」と話している。
しかし「年明けの準備の段階から我々の助けとなる」と、厳しいチーム状況の中では良かったと考えているようだ。
また、ここまで15試合中13試合に先発、14試合で細貝を起用しているルフカイ監督は「昨季ハジは素晴らしい活躍をした。しかし、今季は大きな問題を抱えている。すべての範囲をカバーしようと少しプレーしすぎている」と、今季の細貝の問題を指摘。しかし「ハジのメンタルは素晴らしく、常にプレーできる準備はしている」と、愛弟子への信頼は揺るがない。
フランクフルト戦では、まだピッチに立てるかは不明だが2選手ともに遠征メンバーに入った。相手には対照的にアジア杯メンバーのMF長谷部誠と乾貴士が所属。代表メンバー外の悔しさを晴らすには絶好の機会となる。
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