昨季ミランにレンタル移籍をしていたQPRのFWアデル・ターラブトが同じく元ミランのマリオ・バロテッリを批判した。イタリア紙『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じている。
ターラブトは自身がミランに在籍していた際の周囲のバロテッリの評価について疑問を持っていたようだ。「確かに強い選手だったが、世界レベルには見えなかった」と批判している。
「バロテッリは普通の選手だ。フェノーメノ(怪物)なんかじゃない。強いシュートが打てるというだけで、チームのためにプレーしなかった」
一方で、移籍市場について聞かれると同選手はミラン復帰の希望を語った。
「来年またミランに戻りたい。レンタルが終わってQPRに戻った時、すぐに監督(ハリー・レドナップ)に希望を言ったよ。そして、彼は逆上し、おれと敵対したんだ」
移籍希望が仇となったのか、ターラブトは今季ここまでプレミアリーグで25分しか出場していない。現ミランの指揮官であるフィリッポ・インザーギ監督は同選手の獲得を望んでいないと報じられているが、同選手のミラン復帰は実現するのだろうか。
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