目立った活躍を見せられていないMF香川真司【写真:Getty Images】
チャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦で、セリエA王者のユベントスはMF香川真司が所属するボルシア・ドルトムントと対戦することになった。
イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』ではドルトムントについて分析が行われており、負傷離脱中のマルコ・ロイスやユーベの下部組織出身のチーロ・インモービレらについて触れている。リーグ戦で苦しい戦いを強いられるドルトムントに対し、このまま低調なシーズンとなれば、ユルゲン・クロップ監督の立場も危うくなると同紙は見ているようだ。
また、今夏にマンチェスター・ユナイテッドから復帰した香川についても取り上げている。大きな期待を背負って古巣に戻ったものの、目立った活躍は見せられず、最近はスタメンを確保することもままならない。
そんな日本代表MFに対して同紙は、“MINESTRA RISCALDATA”と表現した。これは“暖め直したスープ”という意味で、味が落ちた料理というニュアンスで使われている。決して出来たてではないということから、全盛期より落ちるという皮肉で用いられる。
同紙は香川を予想スタメンから外し、トップ下にはギュンドアンが入ると見ているようである。
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