レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督【写真:Getty Images】
レアル・マドリーのカルロ・アンチェロッティ監督は、クラブW杯準決勝クルス・アスル戦の前日記者会見で、今大会の重要性について言及した。
日本時間15日にチャンピオンズリーグ(CL)のベスト16の対戦相手が決まったが、アンチェロッティ監督はシャルケについては「特に考えていない。今は16日(日本時間17日)の試合のことを考えている」と、目前の敵に集中している姿勢を見せた。
ピッチのコンディション不良によってスタジアムが変更されたことに関しては、マドリーが求めたわけではないとし、変更されたスタッド・ド・マラケシュの状態には満足していることを強調した。
クラブW杯の参加チームはマドリーに比べて実力的に劣ると見られるが、同監督は「全員がそれぞれ王者であり、参加するに相応しい。困難なのはここまでたどり着くことであり、多くのチームはこの大会をTVで観ている」と、昨季のCL優勝の功績を高く評価した。
「2014年はまだ終わっていない。この大会は期待を生み出してくれ、優勝できたら特別だ。忘れられない年になる」と加えた。
負傷離脱中のMFサミ・ケディラとMFハメス・ロドリゲスは、クルス・アスル戦の出場を見送ることになる。それでも決勝に進出した場合は、両者とも回復しているとアンチェロッティ監督は見ている。
【了】