現在はシティでプレーするランパード【写真:Getty Images】
元イングランド代表のガリー・ネビル氏が、今季ローンでマンチェスター・シティに加入したフランク・ランパードについて「シティでは重要な役割を担っている」と、16日イギリス『スカイ』でコメントした。
昨季限りでチェルシーを退団。アメリカ、メジャーリーグサッカー(MLS)のニューヨーク・シティFCへの加入を発表後、MLS開幕までの間は姉妹クラブであるマンチェスター・シティへローンで加入している。
「ここ数週間、経験があって成熟した選手について話してきた。ライアン・ギグスやポール・スコールズのような選手を見てきたが、彼らのような選手はチームに大きな影響をもたらしてくれる」
さらに「ピッチの内外で影響を及ぼす」と話し、ネビル氏は経験豊富な選手の重要性を説いている。
イングランド代表でのキャップ数が100を超え、レスター戦の得点によりプレミアリーグでの通算得点数を歴代4位タイ(175得点)としたランパード。36歳を迎えた現在も、その存在感を遺憾なく発揮している。
シティのマヌエル・ペジェグリーニ監督もランパードの残留を望んでいる。
「フランクはここに残りたがっているし、我々も彼に残って欲しい」
ランパードとシティのローン契約は今月末まで。2月まで契約を延長するのではという話も出ているようだが、彼の去就には依然として注目が集まる。
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