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【写真:Getty Images】
南野は勝利に気を抜かず
サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦し、7-0と大勝を収めた。この試合で2シャドーの一角としてフル出場を果たし、見事2ゴールを奪いマン・オブ・ザ・マッチに輝いた日本代表MF南野拓実が、試合後の記者会見でこの試合を振り返っている。
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7-0と大勝でW杯最終予選をスタートした日本代表。南野は試合の感想を聞かれると、「今日は最終予選の初戦ということで。僕は前回大会も経験しているし、前回大会は負けスタートからだった。それがどれほどその後苦しいグループリーグになるかっていうことは、僕以外の選手たちもチーム全体としてそれを共有していた。そんな中で、本当に気を引き締めて立ち上がりからトータル90分通しても良い試合運びをできたんじゃないかなと思う」と、前回大会の苦い経験を活かすことができたと振り返っていた。
また、中国代表については、「試合前のミーティングから、彼らはフィジカル的にも技術的にも優れている選手がいるし、それを非常に警戒していた。今日も彼らの狙いを持ったロングボールとか1対1の部分でフィジカルの強さっていうのを発揮していた。僕たちにとって厄介な相手だった」と前置きし、「ただアウェイでの彼らのパフォーマンスっていうのはまた今日とは絶対に違うっていうのは理解している。次もまた気を引き締めて頑張っていきたい」と、言及している。
中国代表との試合では3-4-2-1のシステムを採用した日本代表。南野は、「今日のシステムはモナコでも昨季プレーしていたフォーメーションだった。僕個人的には、選手は変われど非常にスムーズに試合に入れていたかなと思う」と、慣れ親しんだ形でプレーしたことでパフォーマンスを発揮できたと指摘。
そして、「前半からブロックを引いた相手に対して、僕たちは技術の高い選手がたくさんいるので、僕はより動き回ってスペースを空けたり、飛び込んでいくっていうところと奪われた瞬間の切り替えを常に意識して試合に入っていた」と言葉を続け、「前半何度かチャンスになるかなっていうところはあった。後半は周りの選手のおかげで実ってゴールすることができたので、チーム全体としても個人的にもすごく嬉しい」と、7-0と大勝した試合を喜びとともに総括していた。
(取材:元川悦子 文:編集部)
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