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「今後に生きる準備はできた」サッカー日本代表FW三笘薫、433日ぶりのゴールは「狙っていた」【W杯アジア最終予選】

text by 編集部 photo by Getty Images

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サッカー日本代表の三笘薫

【写真:Getty Images】

約433日ぶりのゴールを決めた三笘!

 サッカー日本代表は5日、FIFAワールドカップ26アジア最終予選(3次予選)で中国代表と対戦し、7-0と大勝を収めた。この試合で左ウイングバックの位置でスタメン出場を果たし、63分までプレーした三笘薫が試合後、インタビューに応じた。同選手は、日本代表として約433日ぶりとなるゴールを決めている。

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 怪我の影響で長期間日本代表から遠ざかっていた三笘は、昨年1-2月に開催されたAFCアジアカップカタール2023以来、約7か月ぶりに代表戦のピッチへと戻ってきた。3-4-2-1の左ウイングバックのポジションに入った三笘は、前半アディショナルタイムに復帰弾を決めている。

 MF久保建英との連携で中国代表の右サイドを崩したMF堂安律に対して、逆サイドでフリーになっていた三笘が手を挙げてボールを要求。すると堂安からクロスが届き、相手を完全に振り切った三笘はヘディングで合わせ待望の復帰弾を奪うことに成功した。23年6月のペルー戦以来、433日ぶりとなる三笘のゴールだった。

 三笘はゴールシーンについて、「ウイングバックからの狙いでもあった。練習から言われていた。クロスの質次第ではそこがフリーになっていたので、そこは狙っていた」と前置きし、「振り被った瞬間、あそこは毎回狙っていた。いつ来るかなと走っていた。3回ぐらい来なかったので、今日は来ないと思いながら、最後に見てくれたので良かったと思う」と、チームとして狙っていた形での得点だったことを明かしている。

 前回のW杯予選から代表メンバーに定着した三笘。前回大会の予選との違いについて聞かれると、「良い意味で全員がいつも通りプレーできたのは良かった。しっかりと気負うことなくできたのは、日頃選手が高いレベルでやっていることが出ていると思う」と、チームが成長していることを強調。

 また、「(中国代表は)前から来る予想はしていなかった。つなげるだろうというところで攻撃のところ、引いたところでのアイデアは必要だと思っていた」と、この試合に臨んだチームの意図を明かした上で、「前から来ることも予想しながら、自分たちがゴールキックのところや色々なところを考えて、準備したものすべては出せていないが、今後の試合に生きてくる準備はできたと思う」と、長い戦いになるアジア最終予選を見据えた戦い方ができたと言及していた。

(取材:元川悦子 文:編集部)

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【了】

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