MFマルティン・ウーデゴー【写真:Getty Images】
去就が注目されているノルウェーの新星MFマルティン・ウーデゴーがバイエルン・ミュンヘンと契約目前だという。15日のドイツ紙『ビルド』が報じている。
15歳でノルウェーのフル代表でデビューし、10月に行われたブルガリア戦でEURO予選史上最年少出場記録を更新するなど、早くから多くのビッグクラブが争奪戦を繰り広げているウーデゴー。バルセロナ、レアル・マドリー、バイエルン、ボルシア・ドルトムント、アヤックス、リバプールなど多くのクラブが注目し、練習場見学をさせるなど獲得に目を光らせている。
同紙は、残り2日で16歳となる同選手がバイエルンとの契約にサインすると伝えている。
そして、15歳の最後の週となる先週にはバイエルンの練習に2回参加し、世界レベルの選手達の雰囲気を生で感じたようだ。
カール=ハインツ・ルンメニゲCEOは「素晴らしい才能の持ち主だ。非常に興味深い選手。多くのクラブが獲得を望んでいるようだが、我々は(獲得に)全力を尽くす」と、同選手を賞賛した。
しかし、MFアリエン・ロッベンは「15歳はまだ若い。試合をして、練習をして、楽しむことが最も重要。周りは静かに見守るべきだ。彼にはすでに大きなプレッシャーがかかっている。このままでは何も得られず、失うだけになってしまう」と、この若い選手を気遣い、周りに警告を促している。
それでもジョゼップ・グアルディオラ監督は「1人の素晴らしい選手だ。15歳の中で1番かはわからないが(リオネル・)メッシ、(クリスティアーノ・)ロナウドもそのころから素晴らしかった」と、同選手のポテンシャルを高く評価している。
いずれにせよ残り2日で、ウーデゴーの未来が決定することは間違いない。果たしてどのクラブを選択するのか注目される。
【了】
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