「この重圧の掛かる状況は計り知れない」
「全てが良くなる―1週間前のホッフェンハイムに対する1-0の後でドルトムントのファンは望んだ。全く良くない―ヘルタとの0-1の後で彼らは知っている!」と記したのは、2014年12月14日付の独大衆紙ビルト日曜版である。
13日に行なわれたブンデスリーガの第15節の試合の中から、同紙はヘルタ・ベルリン対ドルトムントの一戦を「マッチ・オブ・ザ・デー」に選出した。
これまでビルト日曜版では低迷するドルトムントの試合が何度も「マッチ・オブ・ザ・デー」に選ばれている。あのドルトムントの足掻く様が、現在ドイツ国内で高い関心事となっていることは間違いない。
同紙にクロップは「我々は多くのボールタッチがあったが、ゴールチャンスはほとんどなかった」と述べ、続けて「この重圧の掛かる状況は計り知れないよ。ウィンターブレイクは全てを改善しない。その時まで我々にはまだ2試合ある。我々はそれを利用しなければならない」とコメントを残した。
今やクロップは、冬季合宿で劇的にチームの状態を変えることは難しいと考えているようである。
ベンダーは「極めて酷い状態だよ! いつもアウェーで僕たちは、再三再四自分たちに打撃を与えて壊れている」と言葉を残した。
ビルト日曜版によるヘルタ・ベルリン戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。
【GK】ランゲラク「3」、【DF】ピシュチェク「5」、スボティッチ「4」、フンメルス「5」、シュメルツァー「5」【MF】ベンダー「4」、ケール「5」、オバメヤン「5」、ギュンドアン「4」、ムヒタリヤン「6」【FW】インモービレ「4」。
対ヘルタ・ベルリン戦で出場のなかった香川真司に、採点は付与されていない。