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【写真:Getty Images】
ラヒーム・スターリングはすべり込みでアーセナルに加入
アーセナルは現地時間30日、チェルシーからFWラヒーム・スターリングを獲得したと発表した。これを受け、英メディア『Sky Sports』が31日に同選手がチームにどのような影響をもたらすかを論じている。同メディアによれば、スターリング加入には「大きな影響を与える証拠」があるという。
2022年夏にマンチェスター・シティからチェルシーへと移籍したスターリング。シーズン2桁ゴールを量産していたシティ時代に比べると、西ロンドンでの成績は物足りないように見える。この2シーズンはいずれもリーグ戦10ゴールに到達できなかった。
『Sky Sports』は同選手がアーセナルで輝ける根拠のひとつとして、チームを率いるミケル・アルテタ監督との関係を挙げる。「スターリングがシティで最も充実していたキャリアを送っていたとき、アルテタはアシスタントコーチとして同じチームに在籍していた。このときのスターリングはワイドなポジションからタイミングよく走り込み、ボックス内で密猟者のごとく仕事をこなしていた」と述べ、同メディアは当時の活躍のロジックを分析した。これついて「スターリングが戦術的にアルテタのスタイルに合っている」と見解を示している。
また、昨年のチェルシーで記録したスタッツ、「チーム内最多のドリブル数」ついても、アーセナルにポジティブな影響をもたらすと見込んでいる。『Sky Sports』は「1対1の状況で(相手)サイドバックを危険にさらすのもアルテタのアプローチの特徴だ」と伝えた。
そして起用される可能性のあるポジションについて、同メディアは「すぐに左サイドのスターティングメンバーに名を連ねる可能性がある」、「(右サイドの)ブカヨ・サカの負担を軽減する」、「中央で偽9番の代わりを務めるかもしれない」として、そのポリバレントな性質に期待を寄せた。
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