ブンデスリーガ第15節が現地時間13日に行われ、DF内田篤人の所属するシャルケはホームででFW大迫勇也とMF長澤和輝の所属するケルンと対戦。1-2で敗れている。
内田は先発フル出場、大迫、長澤はともにベンチ外となっている。
この試合でシャルケのアシスタントコーチのスヴェン・ヒュプシャー氏が頭部に裂傷を負う事件が発生した。
事件はアディショナルタイムに発生。メインスタンドから何者かが「Zippo」のライターをベンチに向かって投げ入れた。それがヒュプシャーコーチの頭部に直撃し流血。同コーチは裂傷を負った。
シャルケのホルスト・ヘルトSD(スポーツディレクター)はドイツ紙『ビルド』に対し「頭部を縫わなければいけない」と明かし、重症ではないものの傷が深かったことを明かしている。
投げ入れられたと思われる場所はメインスタンド付近であり、ケルンのペーター・シュテーガー監督は「5分5分」と、どちらのサポーターともわからないことを明かし、ショックを受けている。
ヘルトSDはこの行為に対して「チケットやビデオなどあらゆる手段を用いて犯人を特定する」と、憤慨。そして「他人に危険を及ぼす行為であり、あってはならないことだ」と、話した。
しかし、警察は事件当時の状況を録画しておらず、投げられたエリアもどちらのサポーターともいえない場所であるため特定は困難だと同紙は述べている。
それでも、投げられた軌道からある程度の予測をすることは可能であり、シャルケ側のセキュリティの録画がある可能性も残っている。そのため、現在確認中のようだ。
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