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バルセロナを次に退団する選手とは？

　ジローナが、バルセロナでプレーするDFエリック・ガルシアを完全移籍で獲得することに近づいているようだ。スペインメディア『Todofichajes.com.』が、現地時間23日に報じている。E・ガルシアの契約は、2026年6月30日までとなっている。

　23歳のE・ガルシアは、バルセロナの下部組織出身。昨シーズンは、レンタル先のジローナで、公式戦31試合に出場し、5ゴールを記録している。パリ五輪（パリオリンピック）2024では、母国の金メダル獲得に貢献した。また、バレンシアCFと戦ったラ・リーガの開幕戦では、ピボーテの位置で71分から途中出場を果たしている。

　同メディアは「E・ガルシアが、バルセロナから次に出て行く選手となり、数時間以内に正式に発表される可能性がある」と報じ、「スペイン代表DFは、昨シーズンのジローナの躍進を支えた一人であり、ミチェル監督は彼の復帰を優先事項と考えていた。ジローナは夏の間、彼の状況を注視しており、移籍を成立させた」と伝えている。

　さらに、「バルセロナは、この取引で約1500万ユーロ（約24億円）を手に入れるとともに、将来、ジローナから移籍する場合は、バルセロナに25%の利益が還元されることになる」と、契約内容についても言及している。『Todofichajes.com.』によれば、ハンジ・フリック監督は、E・ガルシアを高く評価していたものの、サラリーキャップの問題で苦しんでいるバルセロナは、生え抜きのDFの売却を決断したという。サッカー日本代表MF久保建英とカンテラ時代のチームメイトで知られるE・ガルシアが、再びバルセロナを離れることになりそうだ。