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レアル・ソシエダがフンメルスを獲得か？

　サッカー日本代表MF久保建英が所属するレアル・ソシエダは、フリーの立場にあるドイツ人DFマッツ・フンメルスの獲得が目前に迫っているようだ。スペインメディア『Noticias de Gipuzkoa』が、現地時間23日に報じた。フンメルスには、レアル・ソシエダだけでなく、RCDマジョルカなども獲得に興味を示していた。

　35歳のフンメルスは、23/24シーズンの公式戦で40試合に出場し、4ゴールと1アシストを記録。UEFAチャンピオンズリーグ（欧州CL）の決勝進出にも貢献した経験豊富なDFは、昨シーズンを最後にドルトムントを退団することが発表されていた。レアル・ソシエダのジョキン・アペリバイ会長は、若手DFの成長を促せるような経験豊富なDFの補強を検討していることを明かしており、フンメルスの獲得に向けて交渉中であることが報じられていた。

　同メディアは「レアル・ソシエダが数時間以内にフンメルスの獲得を確定させる見込みだ。バイエルン・ミュンヘンの下部組織出身のDFは、サン・セバスティアンに本拠地を置くクラブと1年間の契約を結ぶ準備が整っており、加えて1年間の契約延長オプションが付随している」と伝え、交渉が大詰めを迎えていることを明かしている。

　さらに、「フンメルスは、引退前にドイツ以外での経験を積むことを望んでおり、レアル・ソシエダのプロジェクトに魅力を感じて加入を決意した。彼の年俸は、クラブにとって問題にならず、プレーのクオリティと経験は、DFロビン・ル・ノルマンの移籍で弱体化したDFラインを強化するだろう」と言及している。ストライカーと計算のできるCBの獲得を目指しているレアル・ソシエダが、スペイン語も流暢に話せると言われているフンメルスを射止めることに成功したようだ。