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【写真:Getty Images】
前監督との違いとは
プレミアリーグ第1節、イプスウィッチ・タウン対リバプールの試合が現地時間17日に行われた。試合は2-0でリバプールが勝利している。英メディア『90MIN』は現地時間22日に、ユルゲン・クロップ前監督とアルネ・スロット新監督の大きな違いについて語るチームの守護神アリソン・ラムセス・ベッカーのコメントについて報じていた。
クロップ元監督のチームは、「ヘビーメタルフットボール」とも知られており、前から激しいプレスをかけることでボールを奪い、相手のゴールに迫るのが特徴だった。一方でスロット新監督は、オランダのルーツに忠実であり、より深い位置からスタートするシステムを採用している。
アリソンは、「前任者のユルゲン・クロップ監督よりも、アルネ・スロット監督の下ではショートパスとより後方からのプレー構築に重点が置かれている」と大きな違いについて言及した上で、前任者と現在の監督のもとで変わらないこと、そして守護神にもたらされた変化について、クラブの公式サイトにおけるインタビューで次のように語っていた。
「新監督が求めるすべての事柄は、結局はピッチ上での我々の決定なので、あまり変わらない。我々は試合の流れを読み、どこでプレーできるか、どこでプレーできないかを理解しなければならない。時にはリスクを負うが、計算されたリスクを負い、愚かなミスをせず、常にプレーしようと努めなければならない。相手にダメージを与えるスペースを作るために、ショートパスで後方からチャンスを作ることを好む監督だ。私にとってはそれほど大きな変化はなかったが、チームのフォーメーションは少し変わると思う。でも私にとっては素晴らしいことだ。一緒にプレーできる選手が増えて、より近くでプレーできるようになった。」
また開幕戦を無失点で終えたことについて、「これは監督からの明確なメッセージだ。彼は我々にもっと無失点を続けてほしいと思っている。彼は、無失点に抑えること、本当によく守備ができるチームを持つこと、堅固でコンパクトで一貫性があることの重要性を理解している。これがシーズンを通して我々を支え、試合に勝つことにもつながるだろう」と言葉を続け、「自分たちが攻撃力を持っていることはわかっている。だから、攻撃と同じように守備もできれば、もしくはそのくらいうまくやれれば、今シーズンの目標を達成するのは本当にいいことだ」と、チームの明るい未来を予感させるコメントを残していた。
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