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2024年の明治安田J1リーグは、夏の移籍市場の登録期間が8月21日で締め切られた。どのクラブも選手の補強や放出の動きがあり、戦力がアップしたチームもダウンしたチームもある。今回はデータサイト『transfermarkt』のデータを基に、J1リーグ全20チームの総市場価値をランキング化して紹介する。
3位:横浜F・マリノス
【写真:Getty Images】
監督:ジョン・ハッチソン
J1リーグ順位:6位
総市場価値:1755万ユーロ(約28億800万円)
最高額選手:アンデルソン・ロペス(200万ユーロ/約3億2000万円)
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横浜F・マリノスの総市場価値は1755万ユーロ(約28億800万円)で、J1リーグで3位となっている。
横浜FMは、6月24日時点の総市場価値が1760万ユーロ(約28億1600万円)で、夏の移籍市場でほぼ変動がなかった。ただ、市場価値110万ユーロ(約1億5400万円)の西村拓真がスイス・セルヴェットへの期限付き移籍を終えて復帰を果たした。同選手は今月17日の川崎フロンターレ戦で復帰後初得点を決めただけでなく、前線からのプレスも効果的で、横浜FMに必要な要素を与えている様子だ。そのほかには、20歳のトーゴ代表MFジャン・クルード(40万ユーロ/約6400万円)も加入している。
一方で、ナム・テヒ(70万ユーロ/約1億1200万円)と吉尾海夏(40万ユーロ)がそろって済州ユナイテッドFCに移籍するなどしたため、総市場価値の変動は大きくなかった。
シーズン序盤はAFCチャンピオンズリーグ(ACL)もあって過密日程に苦しみ、リーグ戦でも苦戦した横浜FMは、7月にハリー・キューウェル監督との契約を解除し、ヘッドコーチを務めていたジョン・ハッチソンが暫定指揮官となった。その後、リーグ戦4試合を戦って3勝1敗という結果で順位を上げているが、総市場価値3位という戦力を考えれば、これまでの不振が異常事態であり、本来の強さを取り戻しつつあると言えるだろう。
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