FW岡崎慎司【写真:Getty Images】
ブンデスリーガ得点ランク2位タイにつけるマインツのFW岡崎慎司が自チームに警告を促した。11日のドイツ紙『キッカー』が伝えている。
14節終了時点で8得点と得点ランキング2位タイにつけ、自身は好調の岡崎だが、チームは反対に6戦未勝利と苦しんでいる。
この状態に岡崎は「これはマインツのサッカーではない」と、感じているようだ。
以前のマインツであれば「ボールを奪われたらすぐに取り返すために全員が戻る」と、話す岡崎。現状はそれが失われていると分析する。
シュトゥットガルト時代には多くの苦労を経験し、マインツに移籍。トーマス・トゥヘル前監督にCF(センターフォワード)として起用された昨シーズンは15得点を挙げ、見事に復活し、さらに進化した。
岡崎自身も「移籍してトゥヘル監督に1トップで使われることで自信を持てるようになった」と、成長を実感。監督がカスペア・ヒュルマンド氏に代わった今季も、1トップで起用され続け、8得点を挙げている。
ここまで岡崎が結果を出し続けている理由を同紙は、常に危機感を持ってプレーしているからだと分析している。
それを証明すように、7日に行われたハンブルガーSV戦で唯一の得点を記録しながら「引き分けになるチャンスを逃したことが悔しい」と、アディショナルタイムでヘディングを外してしまったことを悔やんでいる。
苦しいチーム状況で、エースとして一人奮闘している岡崎。次節はシュトゥットガルトとの対戦となるが、古巣相手に自らのゴールで今度こそ勝利をもぎ取り、マインツのサッカーを再び取り戻す。
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