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池田太監督が退任
日本サッカー協会(JFA)は21日、なでしこジャパン(サッカー日本女子代表)の池田太監督が契約満了に伴い退任することを発表した。前任の高倉麻子監督が東京五輪後に退任となってから、契約満了により約2年11ヶ月で池田JAPANの終わりを告げることとなった。
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池田監督は2018年FIFA U-20女子ワールドカップでU-20日本女子代表を初優勝に導く手腕を見せ、2021年10月1日になでしこジャパンの監督に就任。2022年に行われたAFC女子アジアカップで3連覇を逃すも、2023年のFIFA女子ワールドカップの出場権を獲得した。
W杯では準々決勝でスウェーデン女子代表に1-2で敗戦し、ベスト4進出はならず。今夏行われたパリ五輪ではアメリカ合衆国女子代表に延長戦の末に0-1で敗れ、ここでもベスト4へは届かなかった。このアメリカ戦が池田監督にとっての最後の指揮となった。
池田監督はJFAを通じて以下のようにコメントしている。
「就任してから2年11ヶ月、なでしこジャパンとして一緒に戦ってきてくれた選手、スタッフ、そしてサポートしてくださったパートナー企業の皆様、温かく、熱く応援してくださったサポーターの皆様に感謝の気持ちを伝えたいです。ワールドカップ、オリンピックという世界大会を通して、チームとしてできることを増やし、成長してこられたと思います。なでしこジャパンとしてさらに上に進み、選手と共にここから先の景色を見たかったです。なでしこジャパンがこれからも多くの人に勇気と感動を届け、子どもたちの夢見る場所であるよう願っています。ありがとうございました」
なお、後任ついては発表されていない。3年後のW杯、4年後の五輪を目指すチームを率いるのは誰になるのだろうか。
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【了】