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香川真司 10年前

CL1位通過のドルトムントを現地紙が高評価。先発の香川には厳しい評価並ぶ

チャンピオンズリーグの最終節、ドルトムントはアンデルレヒトと引き分けに終わるも、グループ1位通過を決めた。現地紙は勝利を逃したことに触れつつも、首位突破にはポジティブな評価を下した。一方、先発した香川真司には厳しい評価が並んだ。

text by 本田千尋 photo by Getty Images

再評価されたヌリ・サヒン

CL1位通過のドルトムントを現地紙が高評価。先発の香川には厳しい評価並ぶ
先発出場をした香川真司の評価は?【写真:Getty Images】

 1-1のドローに終わったCLグループD最終戦のドルトムント対アンデルレヒトの試合から一夜明けて、2014年12月10日付の独大衆紙ビルトは、まず「良いニュース」として「チャンピオンズリーグのグループDでドルトムントは1位を獲得する」と記した。続いて「良くないニュース」として、「対アンデルレヒト戦の1-1の結果によってBVBはみすみす勝利を失う」と記している。

 そして84分にアンデルレヒトとのミトロビッチが同点ゴールを決めた際の「極めて特殊なパフォーマンス」に触れながら、「もっともドルトムントにとっては別のクライマックスがあった」とする。

「指揮官ユルゲン・クロップは8ヶ月間の離脱の後のヌリ・サヒンを先発に起用する勇気があった」として、ビルト紙はクロップによるサヒンの起用を評価した。そしてそのままサヒンを評価している。

ビルト紙:「トルコ人は(離脱していても)再びディフェンシブ・ミッドフィールドの長であった! 1-0に至る抜群のアシスト」

 58分にサヒンは、インモービレの先制ゴールをアシストした。

 ビルト紙によるアンデルレヒト戦のドルトムントの先発メンバーの採点は次のとおり。

【GK】ランゲラク「3」、【DF】ドゥルム「3」、スボティッチ「3」、ギンター「3」、シュメルツァー「3」、【MF】ギュンドアン「2」、サヒン「2」、ムヒタリヤン「3」、香川真司「5」、グロスクロツ「5」、【FW】インモービレ「2」

 香川には「5」と厳しい評価となった。

 ビルト紙は試合後にサヒンが有料衛星放送Skyに語った「ゲームは良かったよ、フットボールが恋しかったんだ」とのコメントを掲載している。

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