フェアプレー個人賞を受賞した柏レイソルの工藤壮人【写真:Getty Images】
「Jリーグアウォーズ」が9日、横浜アリーナで行われ、柏レイソルの工藤壮人がフェアプレー個人賞を受賞した。
足踏みが続く時期もあった柏だが、終盤は怒涛の勢いを見せて7連勝。最終節のアルビレックス新潟戦に勝利すると、総得点でサガン鳥栖を抜いて4位でシーズンを終えた。
これで天皇杯の結果次第で柏にもACL出場権をかけたプレーオフに回る可能性が出てきた。工藤は「まずはガンバに勝ってもらわないといけないですけど、プレーオフを勝ち上がって本戦に出たい」と意気込んだ。
昨年は同大会でJリーグ勢4年ぶりとなるベスト4に進出。それもあって工藤にとってACLは「出ないといけない」大会だ。また「球際の強さなどはACLに出ないと感じられない」とこの大会だからこそ得られる経験についても言及した。
ACLへの思いは強い。「広州恒大に(2戦合計)8点も決められてすごく悔しい思いをしたので、それを取り返さないといけない」と、昨年の雪辱を果たす機会を狙っている。
また、海外でのプレーを目標とする工藤は「もちろんレイソルでやりたい気持ちもある」とクラブへの思いを口にしたが、「魅力的なオファーがあればいつでも話を聞きたいと思っている」と、新たなステージにも思いを馳せていた。
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