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イングランド1部リーグのプレミアリーグが開幕した。サッカー日本代表MF鎌田大地も所属するクリスタル・パレスは昨季10位でシーズンを終えたが、今季を戦う陣容はどうなっているのか。今回は選手の推定年俸をランキング形式で紹介する。年俸は『Capology』、スタッツは『transfermarkt』を参照。金額が並んだ場合はサイトに準拠。情報は全て8月12日時点。
3位:ディーン・ヘンダーソン(元イングランド代表)
【写真:Getty Images】
生年月日:1997年3月12日(27歳)
推定年俸:618.8万ユーロ(約9.9億円)
23/24リーグ戦成績:18試合30失点
クリスタル・パレスの守護神であるGKディーン・ヘンダーソンは、推定年俸が618.8万ユーロ(約9.9億円)で、チームトップクラスの待遇となっている。
ヘンダーソンはマンチェスター・ユナイテッドの下部組織で育ったGKで、イングランドの各世代別代表を経験してきた。2018/19シーズンは期限付き移籍先のシェフィールド・ユナイテッドで活躍してクラブの昇格に貢献すると、翌2019/20シーズンも同クラブに残り、シーズンを通してプレミアリーグでプレーした。
しかし、2020年夏に満を持してユナイテッドに復帰すると、出場機会を得ることはあったものの、ダビド・デ・ヘアからポジションを完全に奪うには至らず。2022/23シーズンはノッティンガム・フォレストに再びレンタルとなり、昨年末にクリスタル・パレスに完全移籍で加入した。シーズン前半戦は負傷の影響でほとんど出場できなかったが、ケガが癒えたあとは正GKとして活躍している。
昨季のシーズン終盤はクリスタル・パレスが絶好調で、第33節はリバプールに敵地アンフィールドで勝利した。強力なリバプール攻撃陣のシュートをことごとく止めたのがヘンダーソンだった。このときのクリスタル・パレスは15位で、優勝を争うチームから勝ち点3を獲得したことは大きなサプライズとなった。
優れた反射神経とシュートストップ能力の高さが武器のヘンダーソンは、守備面で安定感が抜群だ。さらに、現代のGKに求められる足もとの技術もあり、後方からのビルドアップにも大きく貢献している。自身のSNSでは、シザースリフティングを披露しており、GKとは思えないテクニックの持ち主であることを示している。
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