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香川真司 10年前

投げ出したら、下まで落ちる―。苦況脱出へ決意を示した香川「戦って、死にものぐるいで」

チャンピオンズリーグ・グループステージ最終節、ドルトムントはホームでアンデルレヒトと対戦して1-1。首位での通過を決めた。一方でリーグ戦では低迷が続き、香川真司自身も低調。苦しい状況にあるが、脱出への決意を示した。

text by 編集部 photo by Getty Images

「自分を信じて積極的にいくしかない」

投げ出したら、下まで落ちる―。苦況脱出へ決意を示した香川「戦って、死にものぐるいで」
「自分を信じて積極的にいくしかない」と語る香川真司【写真:Getty Images】

――結構メンバーを入れ替えて、どう戦おうと考えていたのか?

「戦い方に代わりはないというか、やり慣れた、知っているメンバーですから。比較的ボールポゼッションも高かったけど、個人的にもミスが凄く重なった。ただ、後半チャンスが増えて、点取れたところまでは良かったですけど、1点目が必要だったんで」

――後半に入って急に香川選手のプレーも攻撃的というか、意欲的になったと思う。ハーフタイムに何かあったのか

「特に個人的にはなかったですけど、前半は本当に難しさがあった。自分で難しくしたのかはわからないけど、ちょっとミスがみんなで続いたりして、なかなか積極的にプレーできなかった。ただ、やはりそこで切り替えるしかなかったですし、後半しっかり取り返すっていう意味でも、積極的に入ろうっていうのはありました」

――割と早い時間のプレーで一個ミスがあって、それで波に乗りづらかった?

「まあ、サッカーですから、ミスはつきもの。でも、ミスが続いたときに、それが続くっていうのは、今日の試合に限ったことではなかったですし、そういうのはメンタル的なところが一番左右してくる。

 今回のように結果が出ない中で、どうしてもナーバスになりつつある状況で、どう打ち破るかっていう意味では、自分を信じて積極的にいくしかない。半信半疑な気持ちはありますけど、そこは乗り越えるしかないですから、そういうところが個人的には課題なんだと思います」

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